理工学部機能創造理工学科の富樫 理恵 准教授がサムコ科学技術振興財団の「2023年度第7回研究助成」に6月26日に採択されました
研究課題
「ナノコラム結晶を用いた三原色集積型発光デバイスの基盤技術開拓」
研究概要
InGaNは可視光全域で発光することから、三原色LED集積化が期待され、マイクロLEDディスプレイ応用に関心が集まっている。本研究では、赤色域の高輝度化とRGB集積化に適する規則配列InGaNナノコラムによって突破する。今回新たに、InGaN/GaNナノコラムのナノテンプレート選択成長法を確立して、コラムトップ形状の精密制御を行い、高いスペクトル純色性を維持しつつ、コラム径増加によって赤色、緑、青色へと発光色制御を行う新しいナノコラム制御法を開拓し、その発光メカニズムを学術的に解明するとともに、赤色LEDの高効率化を進め、三原色µ-LED集積化を達成する。
研究担当者
理工学部機能創造理工学科 准教授 富樫 理恵