物質生命理工学科の近藤次郎准教授が、JAXAが公募する研究利用制度に採択

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「国際宇宙ステーション『きぼう』利用高品質タンパク質結晶生成実験基盤研究利用制度」において新規課題の採択を決定し、本学より以下の課題が重点テーマとして採択されました

■研究課題: 核酸医薬品開発のための微小重力結晶化

■研究概要
核酸医薬品はDNAでできた第三世代の医薬品として注目されており、特に希少疾患の治療薬として期待されています。当研究室では、核酸医薬品をその立体構造を観察しながらデザインしていくアプローチで開発に取り組んでいますが、そのためには核酸医薬品の結晶が必要になります。今回、国際宇宙ステーションの「きぼう」実験棟で結晶化を行うことで、地上では調製が難しい高品質の結晶を取得し、精度の高いドラッグデザインを目指します。

■研究代表者: 理工学部物質生命理工学科 准教授 近藤 次郎

・上智大学教員教育研究情報データベースはこちら

◇本公募の詳細は、JAXAのホームページをご参照ください。
URLアドレスhttps://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/subject/invitation/pcg/73073.html

◇本研究は、本学ホームページの「学部 SDGs & サステナビリティの取り組み」でも紹介しています。
URLアドレスhttps://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/approach/SDGs/department/SDGs_Activity3.html#kondo_jiro

元記事:https://www.sophia.ac.jp/jpn/news/research/saitaku20220309.html