理工学部機能創造理工学科の高尾 智明教授が特許を取得しました

受賞・採択　2023.05.16

理工学部機能創造理工学科の高尾 智明教授と株式会社クラレとの共同研究した放熱材が特許を取得しました。（特許第7252530号）

特許の内容
超伝導コイルは低温を維持することにより電気抵抗がゼロになり、何らかの原因でコイルが発熱した際にはすばやく熱をコイルから外に逃がす必要があります。そのためにコイルの巻き枠や構造材に使える伝熱性能の高いプラスチックを開発したのが今回の特許です。
（株）クラレ製の繊維ベクトランを使って、理工学専攻 電気・電子工学領域の高尾研究室で繊維強化プラスチックを製作し熱伝導が高いことを高尾研究室に所属する大学院生といっしょに実証しました。特許取得に際して高尾教授は「高尾研究室では世の中に役立つという視点を重視して、産業界との連携を大切にしています。この特許は(株)クラレとの共同研究の結果です。」と語っています。

※上智大学HPには特許証の画像付きで掲載されています