大学院の領域

理工学専攻の9領域の育成目標と研究分野

領域名 育成目標と研究分野
機械工学領域
一般機械、自動車、輸送機械、精密機械など、”ものづくり”をになう技術者・研究者を育成。材料力学、機械力学、熱工学、流体工学、精密工学、制御工学、材料科学などの分野。
電気・電子工学領域
コンピュータ、半導体メーカー、情報通信など電気・電子産業の技術研究開発で、指導的な役割をはたせる技術者・研究者を育成。電子デバイス工学、光工学、電気工学、情報通信などの分野。
応用化学領域
化学産業の技術研究開発において、指導的な役割をはたせる技術者・研究者を育成。有機合成化学、高分子化学、無機工学化学、工業物理化学、および環境化学工学などの分野。
化学領域
化学物質がもたらす地球環境破壊など現代的な問題にも対処できる、高い見識をもつ研究者を育成。物理化学、無機化学、分析化学、有機化学および錯体化学などの分野。
数学領域
少人数教育の利点を活かし、数学の高度な展開ができる研究者・教育者・情報技術者を育成。微分方程式論、複素多様体論、整数論、幾何学、代数学などの分野。
物理学領域
現代物理の基礎から応用までの各分野において、専門性の高い研究を進める研究者を育成。原子・分子物理学、固体物理学、光物性物理学、表面・界面物理学、核・素粒子物理学などの分野。
生物科学領域
生命現象の本質とメカニズムを追求し、生命科学を多方面に応用できる研究者・技術者を育成。神経行動学、神経科学、動植物の生化学、分子遺伝学、発生生物学、環境分子生物学などの分野。
情報学領域
システム開発や機構の解明にあたる技術者・研究者を育成。情報システム工学、知識工学、ソフトウェア工学、数理工学、電子情報学、音声情報学、画像工学、人間情報学などの分野。
グリーンサイエンス・エンジニアリング領域
講義・論文指導を含むすべての授業が英語で受けられ、人類の将来を考える上で最重要テーマである「環境と持続可能性」に関する研究に重点をおいたプログラム。分野横断的な学びを推進するため他の8領域のすべての教員が教育・研究を担当している。