「展示・公開・受賞・成果」カテゴリーアーカイブ

公益財団法人山田科学振興財団の研究援助に採択

理工学部物質生命理工学科の倉林 伸博 准教授が、公益財団法人山田科学振興財団の2026年度研究援助_チャレンジ支援枠」に8月1日に採択されました。

研究課題
「感覚皮質のシナプス変容から読み解くストレス障害の分子ロジック」

研究概要
本研究では、ストレスが感覚皮質における回路変容を導く分子ロジックを、神経細胞のシナプスに着目したプロテオーム解析から解明する。さらに、得られた知見に基づき、分子シグナリングを操作することで、ストレス依存的な回路変容を防護・再編成し、ストレス性の脳機能障害を緩和・回復できる可能性を検証する。

研究担当者
理工学部物質生命理工学科 准教授 倉林 伸博
助成団体・助成制度の詳細は 公益財団法人 山田化学振興財団のウェブサイト をご覧ください。

大学見本市2026 イノベーション・ジャパン

2026年8月27日(木)~28日(金)に“大学見本市2026イノベーション・ジャパン”が開催されます。本学から理工学部物質生命理工学科の臼杵 豊展教授が出展いたします。
会期中は個別ブースにてパネル展示による研究内容のご紹介をいたします。

理工学部物質生命理工学科 臼杵 豊展 教授
「コラーゲン量が確実に分かる!」

会場 :東京ビッグサイト 南1ホール ポスター展示ブース番号:H-23

コラーゲンは、ヒトの全タンパク質の30%を占める細胞外マトリックスであり、架橋アミノ酸が重要な役割を果たしています。中でも未熟架橋としてリシノノロイシンが、成熟架橋としてデオキシピリジノリンが知られています。本技術では、同位体標識したそれらのアミノ酸の合成法を確立し、同位体希釈LC-MS/MS(高速液体クロマトグラフ・タンデム質量分析)法により定量分析を実現しました。このように、コラーゲンの量が確実に判明できる技術を開発しました。

大学見本市2024~イノベーション・ジャパン
日時 : 2026年8月27日(木)~28日(金) 10:00-17:00 
会場 :東京ビッグサイト 南1ホール
大学見本市2026 イノベーション・ジャパン ウェブサイトはこちら
入場無料(来場登録制)

■問い合わせ: 上智大学 学術情報局 研究推進センター
Tel: 03-3238-3173 E-mail: g_rant-co@sophia.ac.jp

JST新技術説明会

JST科学技術振興機構「情報・生産技術・ライフサイエンス 新技術説明会」での技術紹介のお知らせ
8月4日(火)にオンライン開催で、「情報・生産技術・ライフサイエンス 新技術説明会」が開催されます。
本学から理工学部情報理工学科の矢入 郁子教授が発表します。
新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います。是非ご参加お待ちしております。

耳元の微弱筋電から舌動作を推定する『信号仮想化技術』~日常使い可能な高精度・ハンズフリーUIの実現~」
発表時間 : 13:30~13:55
理工学部 情報理工学科 矢入 郁子 教授

ヘッドホンやメガネ型のセンサから得られる脳波/筋電位の生体信号を使い、人工知能によって独自の2段階ステップで舌の動きを高精度で分類する技術です。こめかみや耳の下など、目立たない場所から取得した信号で舌を動かす筋肉の活動を予測し、そこから「舌を突き出す」「舌で上顎/下顎/頬などを撫でる」といった多様な口腔内動作を高い精度で特定します。

日 時: 2026年8月4日(火) 10:00~14:25
会 場: オンライン開催
参加費: 無料
主 催: 科学技術振興機構、上智大学、中央大学、東洋大学、中京大学
申込受付 : 開催日前日まで
新技術説明会ウェブサイト からお申し込みください
【個別相談について】
希望の方は、各発表終了後、個別相談を行います。

問い合わせ: 上智大学 学術情報局 研究推進センター
Tel: 03-3238-3173 E-mail: g_rant-co@sophia.ac.jp

国際宇宙ステーション『きぼう』利用高品質タンパク質結晶生成実験基盤研究利用制度に採択

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「国際宇宙ステーション『きぼう』利用高品質タンパク質結晶生成実験基盤研究利用制度」において新規課題の採択を決定し、本学より以下の課題が重点テーマとして採択されました。

研究課題
創薬標的RNAの微小重力結晶化

研究概要
我々生命の設計図であるDNAから転写されて生じるRNAには、さまざまなタンパク質を合成するための情報が書き込まれています。そこで、このRNAを標的とした医薬品を作ることで、病気に関連するタンパク質の合成を抑え、病気を治療することが可能になります。当研究室では、X線結晶解析という手法を使ってRNAの立体構造を詳しく観察しながらRNA標的医薬品を合理的にデザインすることに取り組んでいますが、これを実現するためにはRNAの良質な結晶が必要になります。国際宇宙ステーション「きぼう」実験棟では、無重力環境下でRNAを結晶化させることができるので、地上では調製が難しい高品質の結晶の取得が可能になります。このような貴重な結晶試料と、放射光施設で得られる強力なX線を利用することで、RNAの分子構造を詳しく観察し、精度の高い医薬品設計を目指します。

研究代表者
理工学部物質生命理工学科 教授 近藤 次郎
※本公募の詳細は、JAXAのウェブサイトをご参照ください。

高品質タンパク質結晶生成実験 2025B期 搭載候補タンパク質の募集について

JST新技術説明会

JST「 情報・医療・環境 新技術説明会 」での技術紹介のお知らせ
8月28日(木)に対面開催で、「情報・医療・環境 新技術説明会」が開催されます。
本学から理工学部情報理工学科の亀田 裕介准教授が発表します。
新技術説明会では、ライセンス可能な特許技術を発表することを原則としており、研究者自らが、ビジネスマッチングを意識したプレゼンテーションを行います。
対面での開催となります。是非ご参加お待ちしております。

「イベントカメラとフレームカメラの見かけの動き推定の技術をつなぐ」
発表時間:13:30~13:55
理工学部 情報理工学科 亀田 裕介 准教授
画素ごとに非同期かつ疎に記録される明暗変化イベントは通常の映像フレームとは異なる情報であり、見かけの動き推定手法も異なる。本技術は、イベント点群の軌跡から得られる時空間平面がフレーム画像の輝度勾配に対応することを示し、従来のフレーム向け推定技術をイベントカメラにも適用可能とするものである。

日時:2025年8月28日(木) 【対面開催】
会場:JST東京本部別館1Fホール(東京・市ケ谷)
参加費:無料
主催:科学技術振興機構、上智大学、中央大学、中京大学、東洋大学
事前登録制 :開催日前日まで
申し込み:新技術説明会ウェブサイト
※【対面参加】or【見逃し配信視聴】をお選びいただけます。
 (対面参加者は見逃し配信もご覧いただけます)
名刺交換・個別相談について
 ご希望の方は、各発表終了後、名刺交換や個別相談を行います。

■問い合わせ: 上智大学 学術情報局 研究推進センター
Tel: 03-3238-3173  E-mail: g_rant-co@sophia.ac.jp

公益財団法人村田学術振興・教育財団の研究助成に本学の教員2名が採択

公益財団法人村田学術振興・教育財団の「第41回(2025年度)研究助成」に、理工学部から情報理工学科 炭親良 准教授、機能創造理工学科 富樫理恵 准教授の2名が6月12日に採択されました。

情報理工学科 炭親良 准教授
研究課題
「LED光源型光超音波を用いたヒト組織におけるベクトルドプラとマーカーとの観測精度の向上に関する基礎研究開発」

研究概要
ベル氏が発見した光音響(PA: Photoacoustics)が最近にヒト病変組織の診断に応用される様になった。その様な中、申請者は固体レーザー型光源と比べLEDアレイ型光源は高レート且つ安価であることに着目し、癌病変や血行動態や血流障害の診断のために超音波エコー法において世界的に先駆けて開発している軟組織動態と血流とのベクトルドプラ観測法(其々、又は、同時に観測、歪や歪率テンソルの観測が可能)とそれらの力学再構成法(ずり弾性率や粘性等の全基礎物性や、圧や弾性/消費エネルギー等全物理量)とをLED光源型の実時間光超音波で行う研究開発を開始している。しかし、固体レーザーに比べ照射光強度が低いゆえに加算平均処理を要する。本研究は、基礎研究として、ヒトの手首浅在組織の脈動態や頸部の脈動態や自発運動による自然な運動下にある四肢筋肉等を対象とし、高精度な新しいマルチスペクトル信号処理を其々の適切な観測系を構築しながら開発し、力学再構成に必要なベクトルドプラ観測の精度を齎すLED 照射光強度を明らかにする。その際にはマーカーの定量性や視認性の高い高精度な観測法の開発にも取り組む。本研究は固体レーザー光源を用いる場合と対比して行われる。

研究担当者(所属・職位・氏名)
情報理工学科 准教授 炭 親良
→上智大学教員教育研究情報データベースはこちら

機能創造理工学科 富樫理恵 准教授
研究課題
「ナノコラム・薄膜・プラズモニック融合による次世代RGB モノリシックμLED ディスプレイ技術の創出」

研究概要
本研究では、ナノコラム構造・薄膜構造・プラズモニック構造を融合させた、次世代RGBモノリシックμLEDディスプレイ技術の確立を目指す。特に、赤色InGaNにおける発光効率の低下という課題に対し、選択成長によるナノコラム化と表面プラズモン共鳴効果により効率向上を図る。赤・緑・青の発光を単一チップ上に高密度に集積し、広色域かつ高色純度の表示を実現する。本研究は、高効率・小型・低消費電力のμLEDディスプレイの実用化を加速し、AR/VRや次世代通信などへの応用が期待される。

研究担当者(所属・職位・氏名)
情報理工学科 准教授 富樫 理恵
→上智大学教員教育研究情報データベースはこちら

助成団体・助成制度の詳細は 公益財団法人 三菱財団のウェブサイト をご参照ください。

理工学部の陸川政弘教授が、NEDO「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に採択

理工学部物質生命理工学科の陸川政弘教授が、NEDOが公募する「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に採択されました。

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」の「研究開発項目Ⅱ 次世代燃料電池・水電解の要素技術開発」において新規課題の採択を決定し、本学より以下の課題が採択されました。

研究題目
ラジカルクエンチ能を有する高耐久性電解質材料の研究開発

研究概要
本研究グループが開発した有機系または高分子系ラジカルクエンチャーを利用して、次世代の燃料電池自動車・燃料電池大型車両の高耐久性化を図る。また、昨今のフッ素系化学物質問題を回避するために、炭化水素系電解質材料の分解とクエンチ機構を解明し、炭化水素系電解質材料に適したラジカルクエンチャー技術を創出する。さらに、炭化水素系電解質材料の飛躍的な性能向上のために、薄膜性と柔軟性の付与、高温かつ低加湿下での高速プロトン輸送を実現する

研究代表者
理工学部物質生命理工学科 教授 陸川 政弘
※採択結果のプレスリリースおよび事業詳細等については、以下リンクをご参照ください。

NEDOプレスリリース
水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業 概要

理工学部 田中 秀岳教授が、公益財団法人工作機械技術振興財団の試験研究助成に採択

理工学部機能創造理工学科の田中 秀岳 教授が、公益財団法人工作機械技術振興財団の「第46次試験研究助成」に5月20日に採択されました。

■研究課題:
「CFRP穴あけ加工産業用ロボットに適用する自動傾斜角調整機構を有する傾斜プラネタリ加工装置の開発研究」

■研究概要:
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は、軽量で高強度、耐疲労性、耐腐食性に優れた材料であり、航空宇宙、自動車、風力発電、スポーツ用品など幅広い分野で使用されている。特に自動車産業において、燃費向上とCO₂排出削減を目的に、車両の軽量化が求められており、CFRPの採用が拡大している。そのため、CFRPの加工技術、特に高精度な穴あけ加工の需要が高まっている。
CFRPは従来の金属材料とは異なり、層構造を持つため、切削時にバリや繊維の剥離が発生しやすく、工具摩耗の問題もある。さらに、従来のマシニングセンターでは、工作物のサイズ制限があるため、大型部品の加工には限界がある。これらの課題を解決するため、産業用ロボットを用いた柔軟な加工技術が求められている。
本研究では、新規傾斜プラネタリ加工装置を開発する。最大の特徴は、傾斜角を外部コントローラーにより自動制御できる点である。産業用ロボットに搭載することで、バリを容認した金型成形による熱可塑性CFRPの仕上げ加工を、穴あけとバリ取りやトリミング加工を1工程で行えるシステムを構築可能となる。これは、将来需要が見込まれる熱可塑性CFRPの自動車産業分野への適用に寄与し、カーボンニュートラルの取り組みである「加工時のエネルギー削減」に繋がる。本研究で開発する傾斜プラネタリ加工装置は、産業用ロボットだけでなく、ガントリーロボットなどにも適用可能であり、工作物の大きさの制限を受けない加工環境を構築できる。また、自動傾斜角調整機構により、振動の発生を大幅に抑え、高精度な加工を実現できる。これにより、CFRPの穴あけ加工技術の革新に貢献すると考えられる。

■研究担当者(所属・職位・氏名):理工学部機能創造理工学科 教授 田中 秀岳
・上智大学教員教育研究情報データベースはこちら

◇助成団体・助成制度の詳細はホームページをご参照ください。

理工学部 富樫 理恵准教授の研究が公益財団法人池谷科学技術振興財団の「単年度研究助成」に採択

理工学部機能創造理⼯学科 富樫 理恵准教授の研究が公益財団法人池谷科学技術振興財団の「2025年度単年度研究助成」に4月1日、採択されました。

研究課題
「InGaN/GaNナノコラム結晶を⽤いた⾼輝度⾚⾊μLEDの実現」

研究概要
マイクロLED (μLED)ディスプレイが世界的に研究されている。屋外でも明るく、スマホ応用では爆発的な市場性が期待され、VR、AR用眼鏡型ディスプレイへの展開が魅力的である。このディスプレイの小型化・省電力化に向けて様々な光源技術の開発が進められている。中でもInGaN系LEDが中心的な役割を果たすと考えられ、高効率、高輝度(高出力)、小型、長寿命の観点で他の技術に対して優位である。本研究は、InGaN/GaNナノコラム結晶を用いた赤色μLEDの基盤技術を確立する。さらに、ナノコラム成長、発光メカニズム等を学術的に詳細に解明することで、光源技術における学術的発展に貢献することを目指す。

研究担当者
理工学部機能創造理⼯学科 准教授 富樫 理恵
助成団体・助成制度の詳細は 公益財団法人池谷科学技術振興財団 のウェブサイトをご参照ください。

理工学部 田中 秀岳教授の研究が公益財団法人マザック財団の研究開発助成に採択

理工学部機能創造理工学科 田中 秀岳 教授の研究が、公益財団法人マザック財団「2024年度研究開発助成」に3月14日、採択されました。

研究課題
「その場観察およびCAEに基づいたバニシング加工による平滑面生成メカニズムの解明に関する研究」

研究概要
バニシング加工は金属表面を微小な塑性変形によって平滑に仕上げる方法です。従来の研削加工に比べ大幅に環境負荷を軽減でき、ゼロエミッションな表面仕上げ加工です。また、バニシング加工には表面の硬さや疲労強度を向上させる利点があります。しかし、バニシング加工では加工条件の設定が難しく経験に頼ることが多いため、平滑面生成理論の確立が求められています。本研究は、炭素鋼やアルミニウム合金を対象に、ローラー式およびチップ式バニシング工具を用いて加工実験を行い、押込力と塑性変形およびスプリングバックの関係を解明することを目指しています。また、高速度カメラによるその場観察およびCAE解析を活用し、最適な加工条件を理論的に提示することを目的としています。

研究担当者
理工学部機能創造理工学科 教授 田中 秀岳
助成団体・助成制度の詳細は 公益財団法人 マザック財団 のウェブサイトをご参照ください。