上智大学大学院案内
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 燃焼・環境化学、プラズマ化学、有機合成化学、高分子合成化学、有機・無機ハイブリッド材料、イオン液体、マイクロ波化学、無機材料化学、光機能材料などの専門分野を通して幅広い研究・教育を行っています。学部で学んだ知識をもとに応用化学の分野で創造的な仕事ができる能力を培い、研究技術者としての指導力を養うことを目的としています。領域内には、有機合成化学、高分子化学、無機工業化学、工業物理化学および環境化学工学の研究部門があり、各部門において大学院生は、日々の研究を行っています。 博士前期課程では専任の教員のほかに、他領域・研究応用化学分野の研究を通じて創造的な能力を養成応用化学領域科・学部の講義も履修できます。通常、講義は1人の教員によって行いますが、科目によっては輪講形式の場合もあります。講義の選択は、選択必修科目の大学院演習や自領域の各種選択科目に加え、理工基本領域や理工共通領域などからも選択が可能であり、博士前期課程の修了には30単位の履修が条件となります。博士後期課程では、研究に集中しながら更に高いレベルへと飛躍できる活動の場を提供します。また両課程とも社会人入学の制度があり、受け入れ体制は整えてあります。■優秀者は2年で学位取得入学後は3年間の履修により、全員が博士の称号を得ています。通常、3年間の在学予定ですが、特に優秀な場合2年次修了で学位授与か可能です。■多彩な研究成果報告と議論の場本領域は理工学専攻の化学領域と合同で修士論文発表会を開催しており、理工融合の場での議論・発表を通じて幅広い知識を有する研究者の育成を目指します。また、学外に対する研究成果発表の活動も積極的に援助しており、年間数十件の論文発表・口頭発表を国内外で行なっています。 教員一覧教授内田 寛[無機材料化学]化学的手法による無機系マイクロ/ナノ材料の合成、ならびにそれらのエレクトロニクス&エネルギー応用物質生命理工学科鈴木 教之[有機金属化学に基づく有機合成化学]有機金属化合物の特性を活かした新規な有機分子の合成と有機合成反応の開発高橋 和夫[化学熱力学・反応速度論に基づく環境化学]低炭素およびカーボンフリー燃焼の化学反応制御と環境低負荷次世代自動車の開発竹岡 裕子[機能性高分子・有機無機ハイブリッド材料]太陽電池、発光材料、センサー、バイオマテリアルなど、光学、バイオ分野に関連する機能材料の研究藤田 正博[イオン液体と高分子を用いた機能材料の開発]イオン液体を用いた新規リチウムイオンおよびプロトン伝導体の開発堀越 智[マイクロ波や光で化学・生物]電磁波エネルギーを利用した新しい化学や生物を創造し、その原理を解明する陸川 政弘[機能性高分子材料]燃料電池や太陽電池などのエネルギーや医療に関連する機能性高分子の研究准教授田中 邦翁[プラズマ化学]大気圧グロープラズマを用い、固体表面のみの特性を変化・付与する応用研究助教横田 幸恵[光機能材料・金属ナノ材料] 金属ナノ構造を用いた新規光材料や光触媒の開発Applied Chemistry06

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