上智大学理工学部
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Laboratories04 志望動機小学生の頃から理系科目が好きで、大学では理工系に進もうと考えていました。中学、高校と進んでいく中で、いろいろなことに関心を持ちましたが、バーチャルリアリティに特に心を惹かれ、将来はクロスリアリティについて学びたいと思うようになりました。本学部の情報理工学科では、幅広い分野について専門的な範囲まで学習することができるため、多くの分野の知識を統合する必要のあるXRの学びの礎となると考え、志望しました。理工学部での学び高校まではほとんどの科目について受動的に授業を受け、ひとつひとつの科目をこなすような形でしたが、大学に入ってからは、自分の研究したいことを中心に、能動的に必要なものを選択して学習していくようになりました。このようにして学びを深めていく中で、異なる分野でも細部では密接に関わっているということを強く感じるようになりました。研究室に配属されて私はバーチャルリアリティの話題でよく上がる「没入感」について、脳波を用いて測定する研究を行っています。私の研究室では、扱っている分野が広く、同期の友人でも全く異なる研究をしているので、研究室内で会話をすると互いに知識を共有でき、勉強になります。また、修士課程に進んでいる先輩とも深い交流があり、先輩方の知識量やスキルに圧倒されながらも、日々刺激を受けながら研究を進められる環境が整っています。将来の展望学部を卒業した後は、博士前期課程に進む予定です。さらに専門的な知識を身につけ、学部での研究をもとに、より発展的な研究を行いたいと考えています。将来については、具体的な職業は決まっていませんが、学んできたことを活かしてクロスリアリティに関連する職に就きたいと考えています。矢入研究室(情報理工学科)IoT・脳計測・機械学習を応用した人間行動の収集・分析・可視化、バイオインフォマティクスを中心に、深層学習を利用したデータ解析、システム設計の自動化などのAI研究も行なっています。学内や他大学・国研・企業の研究者との共同研究に主体性を持って参画することで、専門知識だけでなく、多様性・協働性を身につけた学生を育てることを目指しています。K.S. 情報理工学科 4年 (撮影時2021年度)知識の点を繋げて新しいカタチに

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