上智大学理工学部
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Laboratories 03 志望動機私は、幼いころから飛行機が重い機体にたくさんの人を乗せて空を飛ぶということの驚きから工学に漠然と興味をもっていました。そこで高校生で進路を決める際に自分の興味がある点で視野が広がるのではという期待で理工学部への進学を決めました。また、学問分野について選びきれていなかったので進学してから選択できる点が上智大学の魅力でした。理工学部での学び一番の特徴としては入学してから、機械、電気、物理の範囲で幅広い学びをできるということだと思います。また、総合大学なので英語での授業もありほかの学部とともに受けることで、視野が広がりました。後半の学年になると、前から興味のあった機械系の専門的な授業を選択し、今まで机上でやっていた学びが実社会で利用される技術の学びになったことで自ら学びに向き合うようになったと思います。研究室に配属されて私の所属している材料科学研究室では、環境やエネルギー問題の解決に向けて水素というキーワードで材料科学の面で研究をしています。答えが決まっていない研究では今までの学びとは異なり、道筋について自ら決定しなければなりません。そのため実験を行い結果が出てくると楽しさややりがいを感じることができます。先輩や先生に指導していただきながら新しい知識をふやし、研究分野の新しい可能性についてわくわくし日々過ごしています。将来の展望私は、今後大学院に進学して研究についてより深く探求していきたいです。大学院で今夢中になれる研究を思う存分行うことができる学生の特権を生かしたいと思っています。また、将来的には地球温暖化が危惧される中で持続可能な社会の実現に向けて技術の面で力になりたいと考えています。高井研究室(機能創造理工学科)「低炭素さらには脱炭素社会に向けて、材料工学の面からの貢献を目指しています。自動車を軽量化するための高強度材料、水素エネルギー社会用材料は、水素により脆くなり破壊する水素脆化の問題があるため、原子スケールから水素脆化克服に取り組んでいます。学生は研究を通して、プレゼン・英語・論理構成・深い思考力を身に付け成長し、社会へ巣立っています。A.U. 機能創造理工学科 4年 (撮影時2021年度)さらなる追究を通して新しい世界を知る

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