上智大学理工学部
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Laboratories02 志望動機高校時代は、特にものづくりに興味がありました(メーカー)。また、経済学にも興味がありましたが、経済系の学問は独学で、学びを多少は深めることができるのに対して、理工系の学問は基礎を含め教えてもらわないと学びを深めることはできないと判断しました。その中で、物質生命は化学、物理、生物を網羅的に学んで自分の専攻を決められる点が魅力だと感じたため、志望しました。理工学部での学び上智大学物質生命理工学科の一番の魅力は様々な学問を網羅的に学び、じっくり悩んだうえで専攻を決められる環境にあると思います。また、その分それぞれの履修科目に対して、何故その科目を履修するのかといった目的意識が他の理工学部より更に求められると感じています。研究室に配属されて極低温状態における化学反応の様子を研究しています。具体的にはCa+イオンと極性分子を極低温で反応させています。極低温状態においては、それぞれの物質の内部状態に反応が大きく左右されるため、皆さまが想像されている以上に解明されていないことも多く、やりがいも大きいと思います。具体的には、イオントラップという実験装置を用いてCa+イオンを三次元的に固定して実験を行っています。将来の展望卒業後はIT系の企業に就職したいと考えています。様々な知識の取得はもちろんのこと、多くのステークホルダーをマネジメントできる力を磨きたいと思います。その上で、クライアントである企業や官公庁が元々持っている潜在能力を十分引き出す提案のできるビジネスマンになりたいと思います。岡田研究室(物質生命理工学科)宇宙空間にはさまざまな分子や微粒子が集まった“星間分子雲”とよばれる天体があり、新しい星が誕生する場所として天文学的に重要な意味を持っています。私たちの研究室では、星間分子雲の中でどのような分子が、どのくらいの速さで生成されるのかを調べるために、宇宙空間と同じ極低温環境を実験室で再現し、低温での分子生成反応を測定しています。Y.M. 物質生命理工学科 4年 (撮影時2021年度)様々な学問に向き合うことの出来る環境

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