上智大学 高校生のための理工学部ご案内 2020-2021
23/44

1物質の中の原子核を使ったNMR(核磁気共鳴)と言う物理実験についてその原理・手法を初歩から習います。2オシロスコープや信号発生器などの装置の使い方にも習熟します。3実験と言うものはまず自ら手を動かして調整することから始まります。4NMR実験は病院で用いられるMRIの親せきのようなものです。雑談を通していろいろなことを教わります。1テクノセンターにて旋盤による精密加工を見学します。2NC旋盤での粗さ測定試験片が自動的に加工されている様子。3加工技術1級技能を保持する技術職員から直接説明を受けることができます。4マイクロメートル単位で精密加工された部品類。物質中の電子の性質や働きを理解するための学問である量子力学と統計力学について、色々なテーマの実験を、学生が自らの手を動かしながら実施して行くことにより体験的に学ぶ。写真で紹介するNMR実験では、原子核が小さなソレノイドの中で回転することにより発生する誘導起電力をオシロスコープで直に観察する。機能創造理工学科における主要な研究課題・技法を対象とした装置・システムの基本原理、構成方法、データの計測および処理方法について実際の装置・設備を駆使して実践的に学習します.具体的な実験課題として、電気回路(直流と交流)、光ファイバー、発光ダイオード、振動現象の解析、流体力学、精密計測、フィードバック制御、金属材料、計算機、分光実験、自動計測、核磁気共鳴などを取り上げています。機能創造理工学実験・演習Ⅱ-1(機能創造理工学科選択必修科目)機能創造理工学実験・演習Ⅱ-2(機能創造理工学科選択必修科目)機能創造理工学科13241324理工学部の学びFaculty of Science and Technology■ Pick Up授業 21

元のページ  ../index.html#23

このブックを見る