上智大学 高校生のための理工学部ご案内 2018-2019
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施設・支援2012年1月に発足した「男女共同参画推進室」は、2017年4月に「ダイバーシティ推進室」に改称されて活動しています。ダイバーシティ推進室では、理工学部と共にグローバルに活躍できる女性研究者の支援を行っています。主なものとして、奨学金支援、シンポジウム・講演会の開催、高校生対象のイベントの開催などがあります。本学では、世界59カ国、約300校におよぶ交換留学および学術交流協定校とともに、グローバルネットワークを構築し、学生のみならず研究者も含めた国際交流を盛んに行っています。グローバル・メンター制度は、これらを活用し、海外で活躍する研究者をメンターとして、個別相談はもとより、授業、講演、交流会等を通じてアドバイスや学術指導を行う制度です。石田真子さん(理工学研究科理工学専攻情報学領域博士後期課程)は、グローバル・メンターとしてニューヨーク州立大学のSamuel教授の指導を受け、2017年3月に博士の学位を取得しました。2016年のオープンキャンパスでは、理工学部の女性教員が担当する、理工実験教室を開催しました。・数学演習:結び目の「ほどける」、「ほどけない」を考えよう! 理工学部情報理工学科 大城 佳奈子 准教授(開催時は助教)・強くて賢い電力システムとは? -風力発電の導入を例に考える- 理工学部機能創造理工学科 坂本 織江 准教授 ■ グローバル・メンター制度 ■ 未来のソフィアンのための実験教室本奨励賞は、女性研究者支援モデル育成事業終了後の2012年に創設され、理工学研究科の女子学生を対象に国際的に活躍できる研究者の支援を目的としています。2017年度は、6人の女子学生が受賞し、短期留学・国際学会への参加費用の一部が支援されました。また、2016年度に本奨励賞を受賞した坂井あづみさん(理工学研究科理工学専攻物理学領域博士前期課程)が、国際学会で「Elsevier Young Scientist Awards」を受賞するなど活躍しています。 ■ 女性研究者グローバル育成奨励賞施設・支援Faculty of Science and Technology■ 女性研究者支援 33

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