上智大学 高校生のための理工学部ご案内 2018-2019
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本実験では、物質生命理工学科における専門分野(化学、生物、物理)の基礎を化学的視点から学びます。2年次後半および3年次時の専門実験と関連する基礎的化学実験を行うとともに、実験における注意事項や、分析の概要・操作法、物理化学的解析法について講義します。教員、RA、TAの指示に従って、試薬や器具の取り扱いの作法を学ぶと同時に、実験における安全対策についても学んでいきます。本実験は、多細胞生物の体のしくみについて深く理解することを目的としています。高等生物では様々に分化した細胞がそれぞれの機能を果たしながら連携し、システムとして働いています。個体としての行動を観察、あるいは個体を各パーツ(器官)に分解し、筋肉や神経系、消化器系の生理現象を観察し、様々な刺激を加えた時の反応を解析することによってシステムのメカニズムを理解します。生物科学実験Ⅲ(物質生命理工学科選択必修科目)1TA(ティーチングアシスタント)が分光光度計の使い方を教えています。実験室では白衣と保護めがねの着用を忘れずに。2実験によってはこのようなボードを使って教員やRA(リサーチアシスタント)、TAが実験課題の説明をします。3教員が実験中に学生の質問に答えています。4標線にうまく合わせられるかな?1“腸管平滑筋収縮の神経調節の実験”で得られた結果をもとに、受容体・作動薬・濃度反応曲線等について議論します。2マウスの解剖。各自、雄と雌の2匹を解剖します。3実験(写真1)では、マグヌス法を用い、モルモット小腸平滑筋に対する各種薬物の作用を観察・記録します。4マウスから取り出した臓器の内部を観察。13241324■ Pick Up授業物質生命理工学実験B(物質生命理工学科必修科目)物質生命理工学科理工学部の学びFaculty of Science and Technology 19

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